2014年11月20日木曜日

ほっこり通信 一期一会

ほっこり通信 一期一会

 一杯のカプチーノに魅せられて、6年。大津聖マリア教会や、平安女学院中高チャプレン室で淹れていた経験から福井でも定期的に淹れはじめました。
 聖三一幼稚園の園長室をカフェにし、保護者と何でもない会話をするために、旗が掲げられている日はカフェの日となっています。

 また、チャプレン自らが淹れるカプチーノと共に聖書のみ言葉を味わうバイブル@カフェも毎月幼稚園で開催し、8名位の保護者の方々が来てくださっています。

 又、ファミリーで心のパスをつなげようと、昨年からファミリー・フットサルを幼稚園で始めました。
 特に普段幼稚園に足を踏み入れることの少ないお父さんの参加は、子どもたちにとって真剣にぶつかり合える又とない機会となっています。
 アキレス腱を切らないように細心の注意を払いながら、未だに雨にたたられていないのも、神さまのお導きだと感謝しています。

 好きなことを通して、ほっこりの輪が広がっていることに感謝いたします。
 一杯のカプチーノもボールをつなぐ一蹴も、かけがえのない一瞬だとの思いを胸に、今日も修行に励みます。
(福井聖三一教会 司祭 小林 聡)

2014年9月30日火曜日

京都ぶどうのいえ 活動のようす 2014年9月7日

京都ぶどうのいえ 活動のようす



今年の3月15日に牧師館とぶどうのいえの落成式を挙行し、ぶどうのいえの開業準備が終わるか終らないかのぎりぎりの4月1日から受け入れを開始しました。開業早々いきなり満室の連続となりまだ不慣れなスタッフが冷や汗をかきながら対応しました。春休みが終わってしばらくあまり利用者のいない日が続きましたが、夏休みになってまた満室の日が続いています。季節変動が非常に大きいようですが、現在までのところ平均すれば部屋稼働率はだいたい4割程度といったところです。単身での滞在が中心ですが家族での利用も3~4割ぐらいあります。

運営は施設長である韓司祭のもとに、4名の事務局員と約10名のボランティアからなるスタッフが交代で入退室などの業務を分担しています。牧師にあまり頼らずに運営しようと心がけてはいますが、登録ボランティアが10名と言っても自由に動けるかたはあまり多くないので、やれ大雨でボランティアがいけないとか、退室が早朝で間に合わないなどと言っては細々したことを韓司祭夫人に頼ってしまうことも多い現状です。

これまでのところ利用者との間のトラブルは一切なく順調に運営を続けております。どの利用者からも感謝の声をいただいております。河原町通に面していながら車の騒音も聞こえず静かで熟睡できましたとか、利用料が安いので粗末な所だろうと覚悟してきたがきれいな部屋で安心しましたと感想を述べられるたり、安く利用させてもらってありがたいと郷土のおみやげを持ってきてくれたりするかたもときどきいます。

 居室にカビが発生し緊急処置をしたり、殺風景な前庭の整備を少しずつ進めたり、こちらが想定もしなかったようなケースの対応準備ができていなかったりと、まだまだハード・ソフト両面で細かい改善の努力が続いています。経済面はまだ全体の姿が見えてきませんので何とも言えませんが、当面その日ぐらしだけは何とかなるだろうとは思います。総じていまのところどうにか軌道に乗ったと言えると思います。

これまで外部向けの宣伝は控えてきました。現在の利用者の大部分は協力関係にある京都ファミリーハウスの紹介のかたがほとんどです。ファミリーハウスでは長年の経験で観光などの目的外の利用者を見抜くノウハウがあるとのことで、おかげでぶどうのいえにそのような不心得者が来るのを防止してくれている側面もあると思います。ぶどうのいえの宣伝を意図した活動としては、つのぶえ6月号に予約専用電話の開設記事を掲載したのが唯一で、次は聖公会新聞9月号に同様な記事が掲載される予定です。いずれにしろ組織内部向けの宣伝で、次の段階はフェイスブックを考えていますが、より広範囲なホームページやブログのような不特定多数を対象にした宣伝はまだ未定です。その段階になるとまた新たな問題も発生することを覚悟しております。

2014年9月7日 京都ぶどうのいえ

2014年9月16日火曜日

ほっこりポート 桃山基督教会

ほっこりポート vol.3 @ 桃山キリスト教会 by 山田



主の平和

こんにちは、
ほっこり宣教プロジェクト委員の山田です。

今回はこちらの教会にお邪魔しました!


桃山キリスト教会です!!




桃山キリスト教会は
近鉄『桃山御陵前』、京阪『伏見桃山』の改札口を出て、
鳥居が見える方に歩いて数分の場所にあります。

桃山幼稚園も併設しています。


実は桃山キリスト教会は京都市の
京都を彩る建物や庭園『彩』として
選定されている建物なんだそうです。


この『彩』とは市民の推薦の中から選ばれており、
隣接する御香宮界隈と調和された、
現存する和風の教会堂として貴重な存在である
として認定されたそうです。


深草の職人さんが作ったという
鬼瓦には鳩が、瓦には十字架が施されています。

ちなみに奈良基督教会と同じ宮大工さんによって
建てられたのだとか。

こういう教会の繋がりも面白いですね。



今回は日曜学校『はとぽっぽクラス』の
礼拝から参加しました。

普段から来ている子ども3名と
桃山幼稚園の卒園生2名も加わり
お祈りを捧げました。

そのあと子どもたちは
遠足へ出かけていきました!

良いお天気を神様ありがとうございます!



続いて主日礼拝にも出席させていただきました。


教会によって
祈祷書や日課を紙で印刷していたり、
そのままの冊子で使っていたりと様々なので
礼拝中、あれ、どこ見ればいいの?
なんて焦ることがあるのは
私だけでしょうか?



桃山キリスト教会ではこんな感じでしおりが挟まれて
準備されていました。

分かりやすくて焦らずに礼拝ができました。
山田的ほっこりポイントです、笑




特祷でも呼ばれていたのですが、
礼拝の後のお知らせでも改めて
誕生記念の方々のお名前が呼ばれました。

こうして教会で自分の誕生日が覚えられ、
みんなに祝福され、拍手をもらえると、
自分の居場所を感じられるのではないかと
思いました。


礼拝のほっこりポイント発見です!




礼拝後はホールでお昼ごはんを頂きました。


ホールの窓はとても広い窓です。
外がよく見えるので、
教会に来る人を迎え入れやすそうな雰囲気があります。



桃山ではたくさんの有志の集まりがあるそうです。
手話の会や刺繍の会、すみれ会など…

その活動の場として、敷地内にある
オリーブ館が使われています。

2005年にリフォームされた、
とてもきれいな会館です。


桃山の信徒さんを中心に、
他教会、他教区、地域の方々が利用されるそうです。



そして今日は特別にと
ほっこりコーヒータイムをしてくださいました!!


おひとり顔が写っていませんでした…
申し訳ございません…。


たくさんお話を聞かせてくださった
桃山キリスト教会の皆様
ありがとうございました!



桃山キリスト教会
ほっこりしています!

2014年7月2日水曜日

ほっこりポート 四日市聖アンデレ教会

ほっこりポート vol.2  @四日市聖アンデレ教会   by岩本and山田


主の平和

こんにちは、
ほっこり宣教プロジェクト委員の山田です。

先月、新しくほっこりポーターに加入した
京都マリアの岩本さんと一緒に
四日市聖アンデレ教会にお邪魔してきました。

ちなみにほっこりポーター募集中です!
興味のある方はお近くの
ほっこり宣教プロジェクト委員まで
お問い合わせください。


それでは、四日市聖アンデレ教会の
ほっこりポイントをお伝えいたします!



四日市聖アンデレ教会はJR四日市駅から徒歩5分!
とてもきれいな外観なので、
すぐに見つけることができます。


きれいなのも当然で、
四日市聖アンデレ教会は2006年に建設された
京都教区で一番新しい教会なんだそうです!

礼拝堂の扉を開けてすぐ、
青が基調とされたステンドグラスの
十字架が目に飛び込んできます。

外からの光を受け輝き、
思わず見とれてしまう美しさでした。

この日は四日市の6名の信徒さんと出口執事、
そして岩本・山田の9名で礼拝を捧げました。

第一、第三週目は、み言葉の礼拝と陪餐、
第二週目は、み言葉の礼拝、第四週目は聖餐式をされるそうです。

お隣の桑名エピファニー教会との
合同礼拝もあるのだとか。


入堂唱前に鳴らす鐘です。


色んな教会に行ってみると
教会によって設備や備品は本当に
さまざまだということに気づきます。
とても面白いです。

礼拝後はお茶と旅行に行かれた方々の
お土産をいただきながら、
その旅の思い出などをお話していました。


普段は礼拝後ホールでお食事をされるそうですが、
この日は音楽療法に携わる団体の方々が
ホールを使用されていました。

詳しいお話はお聞きできなかったのですが、
四日市の奏楽を担当される信徒の方とのつながりがあって
ホールをお貸ししているのだとか。

地域とのほっこりポイント発見です!


礼拝では信徒の方々がそれぞれに目を配りながら
ご奉仕される姿が見受けられ、
とてもあたたかな雰囲気を感じました。

ヒムプレイヤーの操作のタイミングを小声で教えあったり、
小さな男の子が一生懸命サーバーをする姿をみんなで見守っていたり、
初めて来た私たちに陪餐を受ける位置を手招きで教えてくださったり…。

何回陪餐を受けていても、
いつもと雰囲気が違うと緊張してしまうのは
私だけでしょうか?笑


私は自分の教会で初めて見る人に声を掛けるというのは
何となく躊躇してしまうことがあります。

「最近見ないだけで実はずっと前からおられる信徒さんかも」とか、
「普段別の教会に行っているなら礼拝のことは知っているかな」とか
声を掛けることが逆に失礼なのかも、と考えてしまいます。


今回四日市聖アンデレ教会にお邪魔して、
失礼だとかそんなんじゃなく、
声を掛けてもらえると嬉しいな、と思いました。

みなさんは初めて教会に来た人に
どんなふうに声を掛けていますか?
ぜひ教えてください。


四日市聖アンデレ教会ほっこりしています!

2014年3月4日火曜日

ほっこり宣教プロジェクトの ひつじのなまえ きまりました。



みなさまから 大変注目されていた、 ほっこり宣教プロジェクトのひつじ のなまえは
 「ホッくん」と「コリーちゃん」にきまりました。

 これからあちこちで活躍します。おたのしみに

2014年2月18日火曜日

ほっこりポート vol.1 @下鴨キリスト教会 2014.1.26  by山田

主の平和

こんにちは、初めまして、
ほっこり宣教プロジェクト委員の山田です。

先日ほっこり宣教プロジェクトから
ほっこりポーターとして派遣され、
下鴨キリスト教会の主日礼拝に
お邪魔しましたのでご報告いたします。


「ほっこり」なだけに、
あまり硬くない、私らしい文章で、
ご紹介したいなぁと思います。



まず、“ほっこりポーター”とは何なのか、
ご説明したいと思います。

ほっこり宣教プロジェクトは
教会が誰もが気軽に出入りできる場所になるよう目指すプロジェクトです。
その活動の一つとして、ほっこりポーターの派遣があります。

ほっこりポーターのお仕事は
色んな教会にお邪魔して、
その教会の「ほっこり」したところを探し、
このブログでご紹介していくことです。

ちなみに、
調べると「ほっこり」という言葉には
「疲れた」という意味もあるそうですが、
最近では「ほっとする」「落ち着く」「癒される」
という意味が定着しています。

本プロジェクトでは後者の意味で
「ほっこり」を用いています。



それでは、下鴨キリスト教会のリポートです!



下鴨キリスト教会は下鴨幼稚園と併設した教会です。
園庭横の門から礼拝堂へ入ります。





ドアを開けると素敵なステンドグラスがお迎えしてくれます。




祭壇と会衆席の距離がとても近い
ちいさな礼拝堂です。



園児たちもここで礼拝を捧げるそうです。

大きく立派な教会も素敵ですが、
小さくあたたかな雰囲気の礼拝堂だと
子どもたちも緊張したり萎縮したりせずに
落ち着いてお祈りできるのかなぁ、なんて考えていました。


この日は下鴨キリスト教会の黒田司祭と信徒の方6名、
そして礼拝後聖書研究をするということで来ていた
U26の青年3名と私の計11名と共に礼拝を捧げました。

小さな礼拝堂なので、10名もいると
聖歌も祈りもとても大きく響きます。



礼拝堂の隅には素敵なオルガンがありました。




聞くところによると、
もう80年以上は超えている
おばあちゃんオルガンだとか!


他の教会の信徒の方が定期的に来て
奏楽をしてくださるそうです。

まだまだ現役だそうです。

残念ながらこの日はその音色を聴くことができませんでしたが、
きっと素敵な音色なんだろうなぁと思います。



礼拝後、幼稚園のホールにて昼食を頂き、
そのあとU26の青年たちと一緒に聖書研究をしました。

聖書研究のワークショップで使った大きな模造紙を
最後に紙飛行機にする黒田司祭もほっこりポイントです。笑


下鴨キリスト教会は少人数で小さな教会ですが、
お話を聞かせてくださった信徒の方々や、教会のつくりなどから
とってもアットホームな教会だなぁと感じました。


京都市営地下鉄【北大路駅】から徒歩15分ほど。
閑静な住宅街の中の園庭にたくさんの遊具が並んでいます。

みなさんも是非足を運んでみてください。
下鴨キリスト教会、ほっこりしてます!


山田