2015年4月19日日曜日

ほっこり通信 東南アジア聖公会からガブリエラさん登場(福井)

東南アジア聖公会からガブリエラさん登場

 福井大学に留学中のガブリエラさんがこの春、卒業し日本で働き始めました。ガブリエラさんは東南アジア聖公会のメンバーで、東マレーシアのサラワク教区出身。西マレーシアに移られ、クアラルンプールの教会に通っておられましたが、留学中の福井で、クリスチャン仲間と一緒に福井聖三一教会に通われていました。
 教区の集まり等にお誘いしていましたが、なかなか日程が合わず、他の教会の皆さんに会うことが出来ませんでしたが、今後出会った時はお声掛けをお願いいたします。
 来年聖公会のアジア青年大会がクアラルンプールでありますが、すでに聖公会青年たちが、様々な形で国境を越えている日常があることを心に留めたいと思います。
 写真左がガブリエラさん。右は福井聖三一教会の横山さん。

2015年4月15日水曜日

ほっこり通信 地域の方と音楽を

ほっこり通信 地域の方と音楽を
エリザベス 佐藤 由佳

近鉄奈良駅から南に延びている東向商店街の中に奈良基督教会はあります。
数年前に商店街の方が、クリスマスページェントの企画を持ってこられました。
せっかく教会が商店街の中にあるので、協力してもらって商店街を盛り上げたい、クリスマスに何かできないか、というお話でした。

その後、教会内でも話し合いをした結果、商店街の方が正門前広場から礼拝堂への階段に続くクリスマスイルミネーションの企画をされ、正面に大きな電飾のツリーが飾られ、クリスマスの夜を美しく彩ることに。
また、教会は礼拝堂でクリスマスまでの10日間ほど教会らしい音楽を選んで、毎晩無料コンサートを開く、ということになりました。
コンサートの後は隣の集会場でコーヒーや紅茶を自由に飲んでいただけるスペースを用意しています。

蓋を開けてみると毎回大体100人弱の方がでたり入ったりと音楽を聴きに来られ、ゆったりとした時間を過ごされているように思います。
出入り自由ですのでお子さんがいらっしゃるかたもコンサートホールとは違い、入りやすい雰囲気のようです。

商店街の方からの発案で始まった企画なのですが、来られた方と話をすると、「今まで前を通っていて気にはなっていたけれども、なかなか入れなかったのです。」という方や「一回見学に来たけれどもゆっくり過ごせてよかった。」という方や「たまたま奈良マラソンの前日に何かないかな~と歩いていたらイルミネーションを見ながらお茶が飲めるところがあってラッキーでした。」という方など、いろんな方がいらっしゃいました。
「クリスマスに来た後、パイプオルガンを聞きたくなって礼拝に来ました。」と日曜日に来られる方もいらっしゃいました。

コンサートの始まる時に井田司祭がクリスマスの意味やその日の音楽に合わせた話を少しされたり、終わってから司会の方から教会の説明をされたりと地域の方に知ってもらえるように負担にならないように考えながら時間をとっています。

準備や受付、その日のお茶の用意や皆さんが帰られるまでの間の役割や、夜の時間帯のため、その人員確保など中心となってくださっている方々は特に大変なこともありますが、負担がかかり過ぎないようにたくさんの方の協力で続けていけたらと思います。

地域の方との時間はバザーや演奏会など特別な時になってしまいます。
ですが、普段の生活から離れて音楽を聴きながら、祈りの空間で過ごしていただき、1時間ちょっとですが、なんだか落ち着くなあと思っていただけるだけでもいいのかなと思っています。
そんな時間を過ごした気持ちから ちょっと日曜日行ってみようかな、とか なにか悩みがあるときにちょっと行って時間を過ごしてみようかな というきっかけになればと思います。

2015年4月12日日曜日

ほっこり通信 福井駅前が熱い、4年目のイースターエッグ配り(福井)

福井駅前が熱い、4年目のイースターエッグ配り

 毎年イースター祝会の後、子どもたちと福井駅前にイースターエッグを配りに行っています。
 4年目ということもあり、子どもたちは何日も前から意気込み十分。街行く人々に「イースターおめでとうございます」と言って、100個配ってくれました。
 最後には街の皆さんと記念撮影。教会のイースターメッセージをエッグの入った袋に詰める作業を前日に、子どもたちがやってくれました。
 イースター案内ちらしや、しゅろの十字架も街の人々に手渡ししました。


 今福井駅前はきょうりゅう大ブームですが、まさか、配ったエッグが恐竜のたまごと勘違いだけはしないでほしいと願いつつ、福井の街に子どもたちが配るイースターエッグの恵が浸透してきていることを、肌で痛感するこの頃です。