ほっこりポート vol.4 @ 京都聖ステパノ教会 by大隅・ 山田
主の平和
明けましておめでとうございます。京都聖ヨハネ教会の大隅彩恵子です。
今回、同じく京都聖ヨハネ教会の山田さんと一緒に京都ステパノ教会に訪問してきました。
京都聖ステパノ教会は、阪急桂駅から徒歩約10分。閑静な住宅街を進んでいくと、大きな十字架が出迎えてくれます。扉を開けると、扉が開いた音を聞きつけ中尾聖職候補生が出迎えてくださいました。とても小さいワンフロアに30脚ほどのパイプ椅子が並べられているだけの礼拝堂。
元々、牧師館だったというだけあり、教会っぽいものは祭壇だけで、説教台もなく、祭壇の正面には、とても素敵なタペストリーが飾られていました。どなたがお作りになったのか、お聞きできなかったのが残念でしたが、信徒さんに「鼻と鼻とがくっつく教会」と紹介していただいた言葉通り、とてもこぢんまりとした印象を受けました。司祭様と信徒との距離、信徒同士の距離がとても近く、私的にはとてもほっこりしました。
ただ、ワンフロアならではの悩みもあるそうで…。当日も2歳の子供が来ていたのですが、子どもたちが礼拝中遊ぶスペースがない、というのが悩みだそうです。1・2人だったらまだしも、クリスマスの時には6人の子どもたちが来たそうで、お手上げ状態になったとか…。子どもたちが多く来てくれるということで嬉しい悲鳴ではありますが…、皆さんの教会ではどのようにされていますか?
この日は、20名弱の信徒さんとみ言葉の礼拝を捧げました。中尾聖職候補生の奨励を頷きながら熱心に聞かれている信徒さんばかりで、その様子にもとてもほっこりしました。
礼拝後は、ステパノ教会定番の具だくさんの炊き込みご飯をいただきました。2つの長テーブルをみんなで囲み、和気あいあいとした昼食でした。その際に、ステパノ教会は、町内会の場所として使われていたり、近所の病院が診察のないこの日曜日を駐車場として貸してくれていたりと、地域とほっこりな関係を築けているといことを伺いました。
教会が小さいということは、さみしいように感じますが、それだけ信徒同士だったり、地域との距離だったりの関係が密になるんだな、と改めて感じました。それを実感したのは、お一人の方が帰る度に、みんなでお見送りをという場面でした。もちろん、私たちもお見送りしていただき、ほっこりさせてもらいました。
ぜひ、皆さんも京都ステパノ教会でほっこりしてみませんか。
P.S. 桂駅近くにある、信徒さんお勧めのシュークリームを買って帰りました。表面がパリパリでとっても美味しかったです。